産業廃棄物収集運搬業許可、更新申請（長野県高森町）

長野県の建設業許可申請、経営事項審査
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ーこと飯田市の坪井行政書士事務所です。

今回長野県高森町内法人様、産業廃棄物収集運搬業許可の更新申請を致しました。

以前、産廃収集運搬の許可要件として
「駐車場・車両・決算書内容」
を全て満たす必要があると記載しましたが、今回は車両について詳しく記載していきます。

収集運搬に使う車両ですが、多くは
「ダンプ」「キャブオーバ」が該当します。
いわゆる、荷台があるトラックです。

法人（個人）で所有しているか
賃貸借契約で借りているかは問題ありませんが、
社長所有の車を法人で使用している場合
追加で法人へ貸す契約書などが必要となります。

また、収集運搬の「許可業種＝何を運ぶか」は
「ダンプで何を運べるか」で申請しますので、注意しなければなりません。

そのため・・・必ず確認しないといけない点があります。それは

「土砂禁ダンプ」でないかどうかです。

「土砂等運搬禁止車両」の略称を「土砂禁ダンプ」といいます。

通常、ダンプときくと
土砂・がれき・コンクリートを運ぶのが
当たり前のような気がします。
なぜ土砂禁ダンプがあるのでしょうか？

土砂禁止ダンプの例として、
ペットボトルごみなどを運ぶ
荷台の壁が高いダンプがあります。

というのも、軽くてかさばるゴミを
多く運ぶため壁が高く作られているのですが・・・

それらを運ぶために作られたダンプに
土砂を詰めるとどうなるでしょうか？
載せられる分だけのせてしまうと
過積載となってしまい、安全に走行することができません！

したがって、過積載を防ぐために、
「荷台の壁を高くしたダンプには土砂の積み込みは禁止です」
とした「土砂禁止ダンプ」が存在します。

土砂禁止車両の場合、
「汚泥」「鉱さい」「がれき類」
「ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず」
といったものが運べない事が多いです。

ダンプはリースにしろ購入にしろ
大変高い買い物となります。

そこで土砂禁車両となってしまうと
建設会社などの場合、上記の品目を
運ぶ事も多い中

土砂禁車両は産業廃棄物収集運搬業許可に
使えなくなってしまうため、大変もったいないです。
購入の際は、土砂禁車両でないかをしっかり確認していただければと思います。

当事務所では産廃関係の書類申請も
数多く行っております。
産業廃棄物収集運搬業許可を検討中の方はお気軽にどうぞ。